みんな集まれ!多文化グローバル子育て教室2016①(報告)
第1回子どもとの関わり方「こんなとき、どうする?」
2016年6月25日(土)、こうのとり東保育園にて開催しました。
参加者:ブラジル1人、フィリピン1人、ベトナム2人、カザフスタン1人、日本人13人
今回のテーマは「子ども同士のトラブル」。
保育士の先生方による「劇団こうのとり東」が、絶妙な演出で子どものけんかの場面を表現してくださり、
参加者は4つのグループに分かれて「どう思ったか」「自分ならどう関わるか」を話し合いました。
その後、グル―プ毎に子どもへの声掛けや関わり方を寸劇に仕立てて、実際に演じてみました。
参加者からは、
「劇をやってみて、ワガママをしてる時にママが「こっちおいで」と隣に呼んでくれただけで、心が落ち着き、
言うことをきいてみようかな、お話してみようかな、と気持ちが変化していくことを実感できた」
という感想がありました。
愛情ある言葉で存在を認めてあげると、言葉を獲得したときに、気持ちを表現できるようになる。
けんかは、人と関わりたい気持ちの表れ。
人と関わり合って、様々な感情を体験しながら、心が育っていくことを学びました。
外国の方は、「AIJO(愛情)」や「みまもる」の言葉を覚え、
日本人は外国のあいさつを言えるようになったりして、楽しく過ごしました。
そして最後は、日本語とベトナム語で絵本の読み聞かせを聞き、心地よいひとときとなりました。
次回は、「ぜったい役立つ!子どもを守る防災講座」8月6日開催です。