日本語ボランティア養成講座【第1回】開催

ボランティア養成講座
「日本語教室で多文化を楽しもう!-人と繋がる日本語教室をめざして-」がいよいよ始まりました!

10月~12月の全10回の講座ですが、
第1回は公開講座とし、当日は29名の方が参加してくださいました。

第1回「多文化共生をめざす地域における日本語教室」
名古屋外国語大学教授 尾﨑明人氏
10月5日(土)13:30~16:30 @磐田iプラザ

第1部「多文化共生を目指す地域」
多文化共生とは何か、言語・文化の相互尊重とはどういうことか、
日本語ができれば、自立した生活ができるのか、といった日本語教育以前に考えておくべきこと、
そしてボランティアに依存する地域の日本語学習支援から脱却するために
地域日本語教育の体制整備、人材の育成が必要である、という
これからめざすべきところを示していただきました。

第2部「地域日本語教育の内容と方法」
学習と習得、学校型の日本語教育とおしゃべり中心の日本語教育の違い、
文化庁の「生活者としての外国人」のための日本語教育の標準的なカリキュラム案の紹介や
やさしい日本語の必要性などについて、途中簡単なワークを交えながらお話しいただきました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3時間に渡る講座でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
自治体や国といった大きな枠組みの中で自分たちの活動がどんな意義を持つかや
実際にどんな活動をしていったらよいかを考える良い機会になりました。
参加者の皆さんの感想からも、多くの気づきがあったことがうかがえました。
尾﨑先生、貴重なお話をありがとうございました。

第2回は10月26日(土)13:30~16:30@ワークピア磐田
「日本語ボランティアって?」東海日本語ネットワーク副代表 米勢治子氏 です。