「やってみよう!にほんごボランティア」第3回

「やってみよう!日本語ボランティア」講座、第3回の様子です。

***************************************
第3回 7月7日(土)13:30~16:30 会場:iプラザ(磐田市)
「多文化共生社会と日本語学習について考えよう」 
ゲスト:磐田市外国人情報窓口 モタ・クリスチアーネ・サイキさん
    外国人住民の皆さん(6名)

内容
「静岡県内の事情、日本語教室について」
「磐田市外国人情報窓口 モタ・クリスチアーネ・サイキさんのお話」
「外国人ゲストへインタビューをしよう」

まずは、静岡県国際交流協会の古橋哉子さんより、静岡県の事情についてお話しいただきました。
人口に占める外国人の割合が県西部地区は多いことや、
日本語学校と地域日本語教室の違い、講師とボランティアの違いなどについてもお話しいただき、
地域日本語教室に求められるのは、「学校」の代わりではなく「生活を豊かにする」ことにつながる活動なのだ
ということがわかりました。
自分の住んでいるところの実情や地域日本語教室の役割を知り、
参加者の皆さんには今後活動をする上で大変参考になるお話だったのではないかと思います。

続いて、磐田市外国人情報窓口に勤務されているクリスさんからは、
窓口での相談内容の傾向などをお聞きしました。
日本で暮らす外国人の方がどんなことで困っているか、
 実際に相談を受けている方に聞いて気づくことがたくさんあったのではないでしょうか。
最後のグループワークでは、ゲストで来てくださった外国人の皆さんに1・2名ずつ各グループに入っていただき、
インタビューをするというかたちで実際に話してもらいました。

P7070481

 

 

 

 

 

 

 

P7070473

 P7070474  P7070477  

今回、実際に外国人の方と話してみて、楽しさと同時にやさしい日本語で話すことの難しさを
感じられた方が多かったようでした。
また、今度はこんな話をしてみたい、という前向きな気持ちを持たれたり、
自分の話し方や日本のことについて振り返る機会になったり、
実際の対話を経験してみることで大きな刺激になったようでした。

ゲストで来てくださった外国人の皆さん、ありがとうございました。